1日1分ビジネス書

今日は『人工培養肉が世の中を変える』というテーマでお話ししてみたいと思います。

地球上の住むことができる地域の50%は、農地であり、その内80%が放牧に使われております。

そして、世界の食用作物の30%は、家畜が食べていて、世界の水使用量の70%が、食用生産に使われております。
#むしろ家畜のための世界

温室効果ガスの排出量の14.5%も食肉生産から来ていると言われております。
#環境にもかなり害

肉を食べるために相当なコストが掛かっているわけですが、『培養肉』を使うことで、土地の99%カット、水の使用量の80%カット、温室効果ガスの８０%カットが期待されております。

『培養肉』を作るのは、そんなに難しくなくて、生きた動物から取った「幹細胞」を栄養分たっぷりの「培養液」に漬けるだけなんです。

家畜を育てるとなると「数年単位」掛かりますが、『培養肉』であれば、「数週間単位」で出来てしまうわけですね。
#味に関しても一流シェフが認めている

唯一欠点と言えるのは、コスト面ですが、
2013年に初めて『培養肉』で作られたハンバーガーは「3300万円程」かかっておりましたが、2018年には「24万円程」に、数年以内には「500円程度」になると言われております、現実味を帯びてきました。

培養肉が主流になる世の中もそう遠くなさそうです。

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