1日1分ビジネス書

今日は、【ハック思考を磨く】というテーマでお話ししてみたいと思います。

現代は、社会やビジネスにおいて将来の予測が困難になっている状態であり、それを示す造語が、『VUCA』と言われております。
V：Volatility（変動性）
U：Uncertainty（不確実性）
C：Complexity（複雑性）
A：Ambiguity（曖昧性）

『VUCA』の時代に突入したからこそ、今までとは物事を違った視点で見る『ハック思考』は、必要不可欠になってきているんですよね。

たとえば、あるエレベーター会社の実際にあった話で、「エレベーターに乗っている時間の待ち時間が長い」事に不満のクレームが入ったんです。

どうやって「エレベーターの待ち時間を減らせるか」考えたのですが、時間を短縮するには、（エレベーターの数を増やしたり、スピードを上げるために新しいエレベーターの設置など）多くのコストが掛かってしまう結論に至ったそうです。

そこで、物の見方を変えて、その事例を『ハック思考』で捉え、「エレベーターに鏡を設置」したところ、待ち時間に対する不満が、減ったそうです。
#中には鏡を利用して写真撮る人も居ますよね

『事柄』ではなく『感情』にフォーカスしたことで、『ただの待ち時間』から、その時間が『身だしなみ整える時間』に変換されたことで、大きなコストを掛けなくても、不満を減らすことが出来たわけです。
#意味変

更には、エレベーター内にモニターを設置し、「映画の予告などを流す仕組み」をデザインすれば、待ち時間が楽しい時間に変わり、映画会社からの広告収入も入るなど「収益化のポイント」も生まれてきそうです。

あなたのお仕事や生活に『ハック思考』を取り入れていくと、発見があって面白そうです。

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